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亜希 Bucher

コロナ後遺症を東洋医学で考える




ヨーロッパではまたコロナ患者が増えてきていると報道されています。

PCRまたは簡易テストでの陽性者は感染者ではありません。

症状が出て初めて感染者となります。

陽性で症状がなければ、コロナが喉にくっ付いていただけで、感染者ではありません。

メディアの発表に踊らされることなく、冷静に対処をしましょう。

また病院でのコロナ患者の年齢、基礎疾患が発表されていません。

この辺も注意して世の成り行きをみましょう。


患者さんから質問をよくされるコロナ後遺症について東洋医学では何ができるか、今回は書こうと思います。


倦怠感

これは気虚、気血両虚が原因かと思われます。もともと虚弱体質だったのか、コロナ感染により体の元気が失われたのかはわかりませんが、補中益気湯、人参養栄湯、十全大補湯が代表的な漢方薬だと思います。


臭覚異常

肺の状態は鼻に現れます。臭いがないということは肺のエネルギー不足が考えられます。

人参養栄湯、十全大補湯


味覚異常

もともと陰虚体質だったか、高熱により陰虚になった可能性があります。

陰虚とは、陰が不足し、陽のエネルギーが強くなり熱を生じ体が乾燥した状態です。

脾陰虚・・参苓白朮散

胃陰虚・・麦門冬湯


高熱ではなかったのに味覚障害が生じたときは、もともと陰虚体質だったと考えられます。

体質改善のため、お灸、漢方が必要です。


物忘れ、集中力低下、鬱

血虚、気血両虚が考えられます。

人参養栄湯、十全大補湯、加味帰脾湯


抜け毛

髪が抜ける原因は、血虚、腎虚です。

血虚・・四物湯

腎陽虚・・八味丸

腎陰虚・・六味丸


お灸は免疫力を上げるのにとても優れています。免疫力をあげることは、全ての病気に関係します。

最近疲れやすい、だるい、やる気がおきない、食欲がないなどの症状のときは漢方+お灸もお勧めします。


簡単に書きましたが、漢方薬はコロナの治療だけではなく、予防、後遺症に対する治療も可能です。

お困りの方はご相談下さい。


ヨーロッパは暗い話が多いですが、春までメンタルを維持して乗り切りましょう🎶



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